2月に入って毎年恒例となっている雪中キャンプに行って参りました。私たちは、家庭や職場の暖房の効いた環境の中で生活しているわけですが、自分にとりましては、時々は森の中に分け入り、辺り一面雪が積もった氷点下の環境で過ごしてみるのも良い刺激となっています。
参りました。私たちは、家庭や職場の暖房の効いた環境の中で生活しているわけですが、自分にとりましては、時々は森の中に分け入り、辺り一面雪が積もった氷点下の環境で過ごしてみるのも良い刺激となっています。
暖冬で雪も少ない今年ですが、2月ともなれば山の中はそれなりに雪が積もっていて例年通り白一色の世界です。今回は4名のパーティですが、積雪が少ないのでラッセルの必要もありません。林道を外れ森の中に入っていくと、辺りは時折野ウサギやテン等の小動物の足跡を見かけるだけです。
小1時間ほど歩くと、目的地に着きました。早速テントを張るのに適当な場所を見つけ、焚き火の準備をします。薪は、立ち枯れた木や風倒木を少しだけ切り出します。それに火を点けてお湯を沸かし、持参した食材で調理するつもりでしたが、今回は何故か薪がなかなか燃えてくれません。やっとのことで燃え上がったものの、今度は火力が上がりません。しかたがないので、持参したバーナーでお湯を沸かして調理することにしました。
どうやら、暖冬のせいで森の中も気温が高めで、そのせいで湿度も高く、枯れ木が乾燥していないようです。幸い今夜の食事のメインはあの大阪王将の水餃子です。沸かしたお湯に放り込むだけで熱々の水餃子が出来上がりました。焚き火の方の火力は上がらずじまいでしたが、水餃子を何個かほおばるうちに身も心も温かくなったのでした。